編入体験記

編入体験記

東京都立大学 システムデザイン学部 航空宇宙システム工学科 編入試験 体験記(令和6年度)

こんにちは

 

今年編入試験を受ける方はそろそろ本腰を入れようか、といった季節でしょうか。

遅くなりましたが編入試験の体験記を残しておこうと思います。

参考にしてください。

質問があればツイッター(@wedaponu)でなんでも受け付けます。

でも今DMってFF外からできないですよね

メンションとかでもいいですよー

 

 

1.スペック

岐阜高専機械工学科

TOEIC : 695点

席次 : 1~3年 10位台

   4年  22位

資格 : 機械設計技術者試験3級

     技術英検2級

 

順調に成績は下がっていました。個人的には、他のクラスメイトが頑張りだして、相対的に落ちちゃったと思ってますけどねー。

 

TOEICは600あると有名な国公立に編入できるみたいな雰囲気がありますね。都立大のボーダーはよくわかりませんが、重視されていないという噂もあります。他の大学も受けるでしょうから、取っとくに越したことはないでしょう。

 

出願書類に資格を記入する欄とかはなく、担任からのコメントで触れられることで初めて大学側に伝わります。

 

ちなみに都立大は合格基準がなく、試験、TOEIC、面接、成績を総合評価するとされています。こういう基準だと受験前は心配になりますよね。

 

 

2.使った参考書

wedaponu.hatenablog.com

 

これみてくれー!

 

都立大は数学と物理が出題されます。

 

数学は編入数学徹底研究を固めればまあ行けたり行けなかったりするんじゃないですか

僕は過去問特訓回し始めてから力がついたと思ってるので、過去問特訓も見ておくといいと思います。

数学の問題集なに使うか、結構人によって分かれてたので一概にこれを見ろってのはありません。図書館とかでチラ見してみて、必要なものを選びましょう。

 

物理は力学と電磁気が出ます。

年によってちょっと厄介だったりする問題も出てましたが、

令和6年度入試ではどちらも非常に基礎的な問題しか出ていません。

なので基礎固めを盤石にしましょう。

ちなみに、今年の入試では基礎物理学演習の問題がほぼそのまま出題されていました。この本は基礎を固めて実力をつけるのにちょうどいいと思うので、これだけは絶対やったほうがいいと思います。

基礎物理学演習

 

 

3.試験

試験会場は日野キャンパスの2号館という縦にでかい建物の中にある、2階の大講義室です。

都立大日野キャンパス2号館

南大沢ではないので、そこだけは注意してください。

私立大学みたいにきれいな校舎のなかにあるクソでかい会場です。

外から見て扇状になってるところですね。

5学科全てが同じ会場で試験を受けます。

 

午前中数学1時間、昼休みを挟んで午後物理1時間です。

ちなみにインダストリアルと情報は数学終了後別室に連れてかれます。

 

時計は場内にあります。

また、入場は正門と呼ばれる、南東の斜めに入る門からのみでした。

 

・数学

忘れました、、、、

大学に過去問請求すれば2年分もらえますし、僕に言ってくれれば5年分ぐらい渡せるので、そっちを参照してください。

 

確立、行列、微分積分、ベクトル解析、微分方程式の中から3問選択式です。

 

行列、微積微分方程式を選びましたがちょこちょこ間違えちゃって、手応え6割ぐらいでした。これでも一応受かったのでみんなも落ち着いていきましょう。

 

・物理

力学は摩擦のある斜面上にある物体の速度などについて、

電磁気は球殻コンデンサーだった気がします。

基礎物理学演習の斜面の問題を前日たまたまやってたのでラッキーでした。

こっちは10割だと思います。

 

 

4.面接

3時から面接と書かれていましたが、実際は物理終了後すぐ始まりました。

都立高専の連中のあと、受験番号順に面接されます。

面接官は2人です。

聞かれたのは以下の通りです。

 

・志望動機

・併願校

・大学院行く?

・研究をやるためだけに志望したんですか?(志望動機が研究だったため)

 

少ないですねー

 

ちなみに受験の1年前に都立大の研究室訪問をしてました。

wedaponu.hatenablog.com

このことも一応面接で話してます。

これが合否に活きた可能性はありますが、真相はわかりません。

訪問させていただいた先生は当日の試験にはいらっしゃらなかったので、変な力が作用したとかはないと思います。

 

 

5.その他

ホテルは八王子のR&Bホテルで、当日はバスで向かいました。

 

R&Bホテルは必要最小限のザ・ビジネスといったところです。

朝食がコンビニっぽいサラダとパンか何かのみで、ちょっと物足りないです。

無料なので許容ですが。

 

JR八王子→京王八王子都立大学

みたいなバス路線があるので、これに乗るといいと思います。

ICカード使えます。

 

前日は昼にホテルについて、一応会場までの道を下見したあと、豊田駅前のイオンで休憩しつつ勉強してました。このとき例の物理の本をやったんですね。なんと運の強いこと。

その後暑さからか頭が痛くなったのでホテルでちょっと寝て、八王子の駅ビルの中の天ぷら屋さんで定食を食べました。バリ美味かった気がする。

夜は適当に見直して寝ました。朝が早くなくていいのが嬉しいところですね。

 

とりあえず都立大について書き残したことはないと思います。

質問あればぜんぜん受けるので、是非してください。

そんで僕の後輩になって欲しいです。

がんばれー

 

 

高専生は編入受験前に研究室訪問をするべきである、是か非か【例文アリ】【胡散臭さナシ】

 

うえだです。

タイトルの通り、高専生が編入受験前に研究室訪問をすべきか否か、

僕視点の考えを書き連ねておこうと思います。

 

ついでに、僕が実際訪問したときのアポの取り方とか感想とか

そういうのもまとめていこうと思います。

 

各大学の体験記よりもこの話題のほうが

需要が高いというか、情報が少ないというか、

そんなことをさっき思ったので先に書きます。

 

案外研究室訪問の記事って多いですが、

どれもなんか胡散臭くないですか、、?

安易に割り切って断言してたりして、、、

 

大学を研究室ベースで選ぼうとする意識高い側の高専生は

拙い文章ですが是非参考にしてください。

 

質問もtwitter(@wedaponu)にDMしてください、なんでも。

 

そのうち受験体験記も書くので読んでね

 

 

 

1.研究室訪問て何、、、

 

研究室訪問は、即ち志望大学の先生の研究室を訪問し、

研究室の設備や雰囲気、研究の詳細を教えていただきに行くことです。

 

通常は、学部生が配属前に見学したり、

院試を受ける前に伺って研究計画書を添削してもらったりみたいな

そういう場合に行われるものと存じております。

 

高専生が編入受験前に訪問することは、

僕が知る中では稀なことで、

特にオープンキャンパスインターンシップ以外で

自分でアポを取って行く人はほぼいないと思っています。

僕のクラスでは僕以外に1人しか知りません。

誰もしていないクラスだって普通にあると思います。

 

つまりは、大学編入のための活動では

王道ではない行動であり、それの是非を論じようというわけです。

 

 

 

2.実際どう行われるのか(経験談

 

研究室訪問の想像がつかない人が大半かと思いますので、

先に僕の経験談をしておこうと思います。

 

僕は、受験年の1年前の春休みに訪問しました。

そもそも受験校の選定基準が、行きたい研究室があるかどうかであったため、

訪問先の先生のことはこのさらに1年前から知っていました。

 

訪問の一番の目的は、志望研究室の研究が

本当にやりたいと思える内容であるかを確かめる点にあったような気がします。

実際、別のクラスメイトは別の研究室を訪問し、

あまり興味がないことに気づいていました。

 

訪問予定の1,2ヶ月前に計画し、訪問先の先生にメールでアポを取りました。

内容は、先生の研究に興味を持ち入学を熱望する旨と、

訪問していい日時の確認です。

(文面は最後の方に載せておくので参考にしてください)

 

研究者にはまず暇な方はおらず、大学に合格するかもわからないため

断られる可能性は十分ありましたが、

僕の場合は快く受け入れてくださいました。

 

訪問日当日はおとなしめの私服で行きました。

先生に研究の概要の説明をしていただいたあと、

実験設備などは一通り見せてもらいました。

実際に装置を動かしていただいたり、

本棚に眠っていた装置を見せてもらったりもしました。

初歩的な感想ですが、論文で見た装置を直接見れたのが

嬉しかったのを覚えています。

そのあとは質問が尽きるまで質問に付き合っていただけました。

トータルで1時間半ぐらいだったと思います。

 

 

3.受験前に研究室訪問をするべきか

 

ある程度研究室訪問の流れや目的を知ってもらえたかと思いますので、

実際するべきかどうかということを考えようと思います。

この話題は、メリット・デメリットというより、

何を第一に考えるかという点にあるように思います。

 

 

(1)訪問を肯定する観点(メリット)

研究室訪問をする一番のメリットは、研究室のイメージを明確にできる点です。

興味のある研究室であるならば、イメージが強くなり

受験勉強のモチベーション維持につながるでしょう。

また、高専在学中にするべきことも見えて来たりもすると思います。

一方、興味がないことがわかれば、

下手に合格して入学してしまう前に

再考する機会が得られます。

 

つまり、訪問をする私達学生自身にとっては、

興味の有無に関わらずメリットが存在します。

 

これはうちの数学の先生がおっしゃっていたことでもありますが、

そもそも、高校生が普通に大学を受けるのと

私達高専生が大学編入するときの一番の違いは、

専門性を身に着けた上で大学を選定できるという点にあると思います。

 

ある程度専門的な知識があるため、高校生とは違い、

研究室を基準に大学を選ぶことができます。

(高校生は研究室なんてそんなにわからないでしょうし、

あいつらは偏差値しか見ていません。しらんけど)

 

研究室基準で大学を選ぶのに、HPの情報のみで判断することは浅はかです。

実際、研究室のHPは数年更新が止まっていたりもします。

そういった背景から、研究室基準で大学を選ぶならば

研究室訪問はできるならするべきなのは確かでしょう。

 

 

(2)訪問を否定する観点

これは訪問後に学級担任に言われたことそのままですが、

大学の先生からすれば、

受かるかどうかもわからない知らない学生を相手する時間が

無駄かもしれないという観点です。

 

この観点で訪問を断る先生だっていらっしゃることでしょう。

 

うちの担任が言うには、

研究室訪問は大学が決まってから、

その大学の中の研究室を比較するために行くべきものであるそうです。

 

確かに、大学に受かったとしても、そこから成績などで

配属先が決まるわけですから、

筋は通っています。

 

 

(3)比較、結論

研究室訪問をする、自分に対するデメリットはほぼ存在しないように思いますので、

訪問の是非は何を第一に捉えるかという点にあるように思います。

自分の進路選択を優先するか、大学の先生の気持ちを優先するか、です。

 

人によるとは思いますが、僕は間違いなく

自分のためなら、大学の先生に多少迷惑がかかろうとも

自分を優先して研究室訪問をするべきだと思います。

 

受かるかどうかもわからない大学の先生に配慮して、

メール一通すら出さないなんてもったいないと思います。

 

ただ、受け入れてくださる場合は貴重な時間をいただくわけですので、

最大限の敬意を払うよう気をつけるべきでしょう。

 

 

 

4.余談

僕らが研究室訪問をしたことは担任には事後報告でした。

担任からしたらあまり都合のいい話ではないですよね。

また、先程もありましたように、

進路指導の学活のときに研究室訪問は受かってからしろという旨の指導がありました。

 

みなさんが実際訪問するなら、一応担任には断りを入れたほうがいいでしょう。

もし反対されたりしたら、判断は自分でしましょう。禁止されたら別ですが。

 

結果論ですが、僕の場合は訪問したことはプラスに働いたと思っています。

訪問したことを調査書の志望動機に書いてもらったり、面接で話したりもしました。

僕が訪問した大学は都立大ですが、都立大の合格基準は曖昧で、

筆記試験と調査書と面接を総合的に判断と記載されています。

 

どの程度訪問したエピソードが合否に活きたかはわかりませんが、

現状訪問する学生は少ないですし、

簡単に他の学生と差をつけられるでしょう。

 

(追記 別の編入生からの指摘ですが、面接では研究室よりもその学科じゃないと行けないという固有性のアピールが大切な場合もあるようです。

僕も実際、あなたは研究だけしたくて志望されたのですか?みたいな質問を受けました)

 

また、勉強のモチベ維持にも繋がります。

 

あなたの編入受験ライフが良いものとなりますように♪

 

 

 

 

 

実際送ったメールの文面(参考までに)

〇〇〇〇大学 〇〇〇〇〇〇〇〇学部〇〇〇〇〇〇〇〇工学科 〇〇〇〇 先生

 

突然のメールで連絡差し上げる失礼をお許しください。

岐阜工業高等専門学校機械工学科3年の〇〇〇〇と申します。

研究室訪問のお願いをしたく、連絡させていただきました。

 

(研究を知るに至った背景)

(研究を知り、興味を持った過程)

(先生の研究がやりたいこととマッチしていて、進学を熱望する旨)

 

〇〇先生におかれましては、大変お忙しいなか恐縮ではございますが、研究室を見学させて頂き、ぜひお話を伺ってみたいと思っております。

もしよろしければ、3月の3日から5日及び9日のいずれかの日に伺い、1時間程お時間を頂戴したく存じますが、ご都合はいかがでしょうか。

 

お忙しいところ、誠に勝手を申し上げますが、ご検討いただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

 

(署名)

 

大学編入試験で使った本

※あまりに見にくいのでそのうち直します

 

こんにちは。うえだです。

 

編入試験で使った本を紹介しようと思います。

 

ここに書いてある本をここに書いてある分勉強すれば、

都立大と岐阜大と山梨大に受かります。

 

気になることあれば、ツイッターかなにかでDMしてくれれば

なんでも答えます。

 

それぞれの大学の体験とか僕個人のスペックとかは

追ってまとめていきます。

 

ちなみにこうやってブログ書くのは初めてです。

見にくかったりすると思うけど許してね

 

 

 

1.数学

編入数学徹底研究



    定番ですね。実際これをやらずには何も始まりません。

 

    ですが、試験問題でなかなか扱われない内容も

    定番みたいな顔して載せられてます。

    早めに別の本や過去問を眺めて、

    この本で重要なところだけを抑えることに注力したほうが

    いいと思います。

    

    一方、数学のテキストはこれだけで、あとは過去問だけで

    筑波大などに受かった友人もいます。

    

    何冊の本をやり遂げるのかは重要な采配になってくるので

    是非早めに取り組み、作戦を立ててください。

    

 

 

編入数学過去問特訓

    徹底研究を終えた人向けみたいな立ち位置ですが、

    僕は徹底研究を1、2周したらすぐこっちに移るべきだと思います。

    

    タイトルの通り、徹底研究で扱われたような内容の

    様々な大学の過去問を、ちゃんと解説付きで掲載しています。

    

    僕の場合ですが、徹底研究ではちゃんと理解できなかった範囲が

    この本をやったことでスッと理解できるようになったりしました。

    つまりは演習量が稼げるわけです。

 

    難易度が3段階にわかれていて、岐大レベルから旧帝レベルまで

    幅広く演習に使えます。

    僕は中間のB問題までを2、3周しました。

 

    徹底研究に載ってるけど使わないような範囲も、

    この本でだいぶわかってくると思います。

 

 

  • 大学編入のための数学問題集

 

大学編入のための数学問題集

    大日本図書の数学シリーズの編入生向け問題集です。

    例のシリーズの問題集の大きさじゃなくて、

    徹底研究と同じサイズ、厚みです。

 

    この本は徹底研究と過去問特訓をあわせたみたいな内容の本で、

    徹底研究みたいなまとめのページは少ないですが、

    ポイントがわかりやすく解説されていて、悪くないと思います。

    難易度は過去問特訓のBとCの間ぐらいまでを網羅できます。

 

    問題数はかなり多いので、取捨選択しながら、

    できるだけ早めに取り組んだほうがいいと思います。

 

僕は徹底研究2,3周→過去問特訓2,3周→大学編入のための1周という順番で取り組みました。過去問特訓をちゃんと理解したことで、いろんな大学の過去問もわかるようになりました。

 

あとは、積分の力を伸ばしたい人は、ヨビノリの今週の積分シリーズの解法を暇なときに考えて見ると、いいかもしれません。

  

 

2.物理

  • 大学生の初等力学

     

    大学生の初等力学

   定番だと思います。うちのクラスの編入組はほとんどやってました。

 

   基本過去問を詳しく解説しているような内容ですが、

   難解な問題もたくさんあります。

 

 

   僕はクラスメイトと解きあったりしていました。

   

   機械系なら力学はほぼマスターしていると思うので、

   これ一冊を周回するだけでかなり力はつくと思います。

 

 

 

大学生の電磁気学

   これも定番ではあると思いますが、廃盤しています。

   原本を手に入れることは不可能でしょう。

   岐阜高専は図書館にあったので、何回も借りていました。

 

   僕は電磁気の授業はほぼ理解していなかったので、

   この本をやりながら理解していきました。

   いい問題が揃っているので、おすすめです。

 

   もしどうしても手に入れる方法がないという方は、

   権利的に怪しい、大声で言えない解決法を提供いたしますので

   是非僕にDMしてください。

 

   

物理の考え方2 電磁気学の考え方

   電磁気学の体系がほぼわかっていない人にはとてもおすすめです。

 

   電磁気学は本によって突然公式がたくさん降ってくるような

   進め方をする本がありますが、

   実は力学の運動方程式のような、

   きれいな支配方程式4つから全ての公式を導き出せます。

 

   この本は、それらの方程式(マクスウェル方程式)を念頭に

   電磁気学を体系的に解説しているため、

   授業がわからなかったよって人も読み進めることができると思います。

 

   僕はこの本を読んだあとに大学生の電磁気学をやったことで、

   ものすごく理解が進みました。

 

 

電磁気学 初めて学ぶ人のために

   上の砂川先生の本に感動し、砂川先生を推すことを決めたため

   砂川先生の本を読んでみようってことで眺めてました。

   

   メルカリで300円ぐらいで買えたりするので

   見てみてもいいと思いますが、

   わざわざ時間とってやるほどでもないです。

 

 

  • 基礎物理学演習(著 後藤憲一ら)

基礎物理学演習 (後藤ら)

   タイトルの通り、基礎的な力学、連続体力学、

   電磁気学量子力学の問題が

   解説付きで載っています。

   

   これ一冊である程度物理学が眺めることができるので、いい本ですね。

   うちの高専では問題集として買わされましたがやっていませんでした。

  

   大学生のシリーズの発展問題に疲れたときは

   この本をやると、大事なところを見失わずいいと思います。

 

   特に都立大受験者にはおすすめです。

   なんでかっていうと、2024年度入試は力学電磁気学ともに

   この本と同じ問題が出ました。

   他の年でも同じような問題が出たりしています。

   逆に言えば都立の物理は基礎的な部分が出やすいということですね。

 

   ちなみに僕は、前日に会場見学をしたあと

   豊田駅近くのイオンのフードコートで

   この本の斜面の力学をやってました。

   そしたらなんと入試問題も斜面の力学が出題されたんですね。

   受験は運ゲーって、こういうことなんですわ。

 

大学生のシリーズは3,4周、基礎物理学演習は2,3周したと思います。

電磁気は冬休みから砂川先生の本を読み始め、大学生の電磁気学をやりました。

電磁気は無理だと思っている機械系のあなたでもまだなんとかなります。

諦めずがんばろう!

 

 

3.英語

  • Duo3.0

DUO3.0

   最初に買った本です。あまり真剣に取り組んでないので、

   評価は正直できないです。

 

   この本のウリは、少ない例文数で

   たくさんの単語が覚えられるという点ですが、

   TOEIC向けに金のセンテンスという、

   同じコンセプトの本が存在します。

   TOEICしか英語の試験ない人はそっちやったほうが

   近道かもしれないです。   

 

  • 金のフレーズ

金のフレーズ

   TOEIC対策ならとりあえずこれですね。

   この本だけ完璧にすれば600点前後には到達するんじゃないでしょうか。

   

   僕はめんどくさくて音を聞いたり発音したりしませんでしたが、

   皆さんは是非やってください。

 

  • 文法超特急

 

文法特急

   金フレが終わったあとにやってました。

   TOEICで最も伸ばしやすいと言われる、

   穴埋めのPart5,6と同じ形式の問題ばっかの本です。

 

   多分これは本当に効果があって、

   これをやって100点ぐらい伸びました。

 

   Part5,6を完璧にすることは、

   残りの長文に充てられる時間も増えるので、

   作戦としては妥当です。

   

   同じようなコンセプトの本がいくつもあるので、

   メルカリで安く売ってるのを雑に買ってやると

   いいと思います。

 

TOEICは単語覚えて、問題形式に慣れるのが王道の作戦です。

逆にこれ以上勉強すると700を平気で超えることになってくると思いますが、

730を満点とする大学が大半なので、

どの程度時間をかけるか、計画的に取り組んでください。

 

僕は受験する年の3月頃まで取り組んで695でしたが、

前年の12月までに終わらせるつもりでいたほうがいいと思います。

 

 

 

 

4.機械工学(専門科目)

 

よくわかる機械工学4力学の演習

   4力学は正直ほぼ完璧だと思っていましたが、

   抜けている分野があるといけないため、

   忘れている部分を見つけるために使っていました。

   流体と熱に関しては、この本から得られる部分も多かった気がします。

   

機械系大学院への四力問題精選

 

   機械工学全体を網羅する問題集って、上のよくわかるか、

   この機械系大学院のほぼ2冊しか存在しません。

   この本は高専レベルで解けなくはないですが、

   編入にはとても出ないようなハイレベルな問題ばっかりです。

   機械工学を全体的に見直すという目的にはとても使えません。

 

専門科目の入試対策は、普段の授業を聞いて、

定期テスト対策をその場しのぎじゃなくちゃんと理解することを目標に

行うことが、一番の近道です。

まじめでいましょう。

 

 

5.過去問

  結局、過去問で傾向を掴むのって大切なんですね。

 

  なかには問題集を1,2冊だけやって、あとは過去問の復習で

  過去問特訓レベルの内容を普通に理解している人もいました。

  僕は解答のない問題で勉強するのが苦手でしたが、

  できる人はやってもいいんじゃないでしょうか。

  

  過去問は高専にストックがあったり、大学から取り寄せれたりします。

  もし過去問収集が捗っていない人がいたら、

  DMいただければ持っている過去問とか怪しいリンクとか提供します。

  (神戸大なんかは、公表分以外にもリンクの年数いじればDLできたりします!)

 

 

最後にトータルの勉強量とかを。

編入対策では一貫して紙の大学ノートを使っていました。

最終的に39冊使いました。(数学19 物理11 過去問9)

 

時間数は記録していませんが、

冬休み以降は休日は図書館に通って、

平日は授業中内職、夜は0時頃まで勉強していました。

 

一日8時間とか、他ごとなしとかそういうの僕は無理だったので、

入試直前期でもyoutube見たりしていました。

見習うべきではないですが、集中力ない人に集中しろというのも無理なので、

無理のない方法で継続する習慣を身に付けてください。

 

あと、僕はクラス内の編入勢で

teamsのチームを作り、

家で勉強する間はお互い監視しあうということをしていました。

厳しく監視するわけではないですが、それでもカメラがあったことで

習慣化に役立ったかもしれないです。

 

休み時間とかに、

クラス内で浪人しそうだとか、お前は浪人しねえだろとか、

そういう意味ない会話をして苦しみを共有する時間があって

それもモチベの維持に繋がったかもしれないです。

(これは他のクラスメイトには迷惑だったと思う。ごめん!)

 

あなたの編入受験ライフが良いものとなりますように♪